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旧リアルマッコイズとバズリクソンズのコレクター丨ブログ『Flight Jacket研究所』を運営丨突き刺さる人には突き刺さるみたい丨コレクションの管理が難しくなってきたので、一部をオークションにてお譲りしています|
【オークション】1990年製B-3出品中!!

【BUZZ RICKSON’S】 MA-1 Albert Turner & CO., INC Reproduced by The REAL McCOY’S 1993s バズリクソンズ

本日ご紹介するのは、バズリクソンズの1993年製のMA-1です。

当時のコントラクター『Albert Turner』実名の元に復刻された一着となっています。

それではスペックの詳細を見ていきましょう。

目次

BUZZ RICKSON’S 【バズリクソンズ】

BUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ)は、1993年に誕生した日本のブランド。

当時のMIL SPECを基に、フライトジャケットのデザインや素材、ディテールを忠実に再現し、高品質な素材や縫製技術を駆使して世に送り出している。

その他フィールドジャケット、デッキジャケット、デニム、シャツなど、アーカイブと研究に基づいて、当時のデザインや素材、ディテールを正確に再現し、その徹底的にこだわったクラフトマンシップにより、国内外より高い評価を得ている。

History 【歴史】

【東洋エンタープライズ】

前身会社は三菱財閥系の商社で生地貿易を行っていた「港商」 (港商は1965年に解散) 。

戦後まもなくスカジャンを作り始めた会社で、ブランドテーラー東洋によるスカジャンは、1960年代当時、米軍PXへの納入シェア 90% 以上を占めたこともある。

現在では、アメリカンカジュアルウェア全般の企画・製造を手広く展開しており、実在した旧ブランドの実名復刻も行っている。

代表的なブランドとしては、シュガーケーン、バズリクソンズ、サンサーフ、ジョン・セバーソン、インディアンモーターサイクルなどがある。

代表取締役社長の小林亨一は、世界的なヴィンテージ・アロハシャツのコレクターであり、研究家としても知られている。

バズリクソンズは1993年に旧マッコイズと共同で立ち上げたミリタリーウェアブランド。

当初は、既にA-2などの革製フライトジャケットを展開していた旧マッコイズとの棲み分けのため、MA-1に代表されるナイロン素材のフライトジャケットの製造販売を行っていたが、旧マッコイズの離脱以降は革製フライトジャケットも含めたミリタリーウェア全般を展開している。

ブランド名は、映画「戦う翼」の中でスティーブ・マックィーンが演じる役名に由来する。

引用:『東洋エンタープライズ』最終更新 2023年5月28日 (日) 01:23 (UTC)ウィキペデイア日本語版

MA-1 Albert Turner & Co., inc 1993s

  • 製造年:1993年
  • アウターシェル&インナーシェル: ナイロン
  • インターライニング:ウールパイル
  • ライニング:ナイロン&ウール
  • ファスナー:コンマー
  • ニットパーツ:100%ウール
  • ドットボタン:R.A.U. 真鍮製
  • サイズ:Small
  • 実測値(素人採寸の為、多少の誤差あり)
    肩幅:46cm
    身幅:57cm
    着丈:57cm
    袖丈:68cm

※不確かな情報は掲載しないように心がけておりますが、もし間違った情報に気づかれた方はコメント欄より教えていただけると幸いです。

Detail【ディテール】

Accessories【付属品】

Package【化粧箱】

What is MA-1【MA-1とは】

1953年3月27日に『MA-1』は正式に使用可能と宣言されました。

そして素材、機能など開発スタッフの英知が込められたMA-1は、20数年という長期に渡って飛行士たちに愛用されるフライトジャケットとなるのです。

そんなフライトジャケットの最高峰とも言えるMA-1は、B-15シリーズを起源として新たに誕生しました。

B-15はDタイプまで存在し、B-15D MODとMA-1は見た目が酷似しています。
(※MOD=Modifiedの略。ムートンからウールの襟に改修したモデルのこと)

B-15D MODにはネイビーとセージグリーンのアウターシェルが存在し、セージグリーンになるとMA-1との違いはほぼないと言っても過言ではありません。

見分ける確実な方法としてはタグを見ることぐらいでしょう。

MA-1自体は幾度となくマイナーチェンジが行われ、ミルスペック「MIL-J-8279」を皮切りに8279Gまで、全部で8タイプが存在します。

ちなみに「MA」は「Military Aviation」(軍用航空)の略とのことですが、これに関しては諸説ありますので悪しからず。

さて、MA-1を思い浮かべると、パッと出てくるのは国際救難色「ブライトインディアンオレンジ」のライニングかと思いますが、実際のところ、採用されたのはC〜Fの60年代中期の一部のモデルと、MA-1が正式採用されてからしばらく経ってからのことでした。

採用の理由としては、パイロットが脱出、墜落した際に、裏返して着ることで救助隊からの視認性を高めとされています。

しかし、オレンジ色は目立ちすぎるとのことで、Gからは再びジャケットと同系色のライニングが使用されることとなります。

スクロールできます
ミルスペックアウターシェルライニング
MIL-J-8279セージグリーングレー
MIL-J-8279 Aセージグリーングレー
MIL-J-8279 Bセージグリーングレー
MIL-J-8279 Cセージグリーングレー / オレンジ
MIL-J-8279 Dセージグリーンオレンジ
MIL-J-8279 Eセージグリーングレー / オレンジ
MIL-J-8279 Fセージグリーングレー / オレンジ
MIL-J-8279 Gセージグリーングレー

Parts【ナイロンジャケットを構成する主要パーツ】

表地と裏地に用いられているナイロンは、米国デュポン社が1939年、満を持して発表した化学繊維。

【石炭・ 水・空気から作られ、クモの巣のように細く、鋼鉄のように強い】と形容され、皮革以降のフライトジャケット素材の代表格として永きにわたり君臨した。

使用されるナイロンの糸番手、縦横の組織は、すべてMIL規格によってそれぞれのジャケットごとに指定されていた。

ライトゾーン・ナイロンフライトジャケットのライニングは、ナイロンまたはレーヨンにウールを二重織りしたナップバック (裏起毛したもの 素材である。

ナップバック側を裏使いすれば インナーになり、表使いすればハンドウォーマポケットの袋地となる。

Maintenance【ナイロンジャケットのメンテナンス】

ナイロンジャケットは、レザーよりクリーニングが容易です。ただし、貴方が古着感覚のイメージでフライトジャケットを楽しみたいのであれば、クリーニングはお勧めしません。

まず、AFマークはクリーニング液により薄れるか、完全に取り除かれるでしょう。

なぜなら、オリジナルの熱転写マークの特質をそのままに再現しているからです。またニットやインナー、インターライニングは、着用による汗などで縮みがでてきます。

それがアウターシェルを引っ張ることにより、古着に見受けられる独特な風合いを醸し出すのですが、クリーニングはそれらを違った風合いにしてしまう恐れがあります。

表面の汚れなどは、薄めたベンジン液か中性洗剤で汚れた部分を拭ってやる程度のメンテナンスがベターです。また、思い切って水洗いする方はウールが縮むことを覚悟してください。

インターライニングやポケット地、ニットなどは確実に変形します。

実際に飛行服としてイメージされる方は、ドライクリーニングを施されて、清潔に着られるのもよろしいでしょう。

その場合、パーク系ではなく石油系のドライクリーニングを指定すれば、AFマークのダメージが少なくてすみます。

ムートンの衿のアフターケアは、埃を柔らかいブラシで払い落としておくと長持ちします。 ムートンの寿命は、羊毛が脱落し始めた時です。

その場合は、そのものを総取り替えすることになりますが、ほとんどの場合ナイロン・フライトジャケットの襟を取り替えて着用した事実はありません。

むしろニット衿につけ替えて 【MOD】で楽しむのが本格的なリペアと言えるでしょう。

ナイロンに鉤裂きの破れや糸の摩耗によるパンクが起きた場合は、かがり縫いや手縫いのすくい縫いで対処するのがオリジナルです。

アメリカの航空術の英知が生んだナイロン・フライトジャケットをどうぞお楽しみください。

1993s Key Event 【1993年の出来事】

  • ドーハの悲劇:サッカー日本代表対イラク戦において、日本はロスタイムにゴールを決められワールドカップ初出場を逃しました。
  • ウェーコの悲劇(Waco Siege): アメリカ・テキサス州のウェーコで、デヴィッド・コレシュ教祖率いる「デヴィッド・コレシュ・ブランチ」が連邦捜査局(FBI)との対立から50日間にわたる包囲戦の末、銃撃戦と火災が発生し、多数の信者が死亡しました。
  • ヨーロッパ連合の創設: ヨーロッパ連合(EU)が発足し、ヨーロッパ共同体(EEC)と欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)が統合されました。これにより、経済的・政治的な統合が進展しました。

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